今こそ、林業を育てる好機

ウッドショックで木材が高騰して
いますが、これは見方を変えれば
 
日本の林業を育てる好機

 
だと私は考えています。 
  

日本の林業が衰退したのは、
安い輸入材に流れてしまったから。
 
需要がないと供給側のプレイヤーも廃れ、
地域材のサプライチェーン自体が
成立しなくなっていました。

 

そこで、
そのサプライチェーンを
復活させる施策
を進めていきます。

 

ウェイトを置くのはまず
若い林業家を育てること。

 

山側で木を切る人たちにお金がいくように
少し高めの価格で、
年間12棟分ほど材を確保してもらう。
その代わり、いい材を目利きして
出してくれるようお願いします。

最近よく言われている
 
ZEB(Net Zero Energy Building)

ZEH(Net Zero Energy House)

とは、快適な室内環境を実現しながら、
建物で消費する年間の一次エネルギー
収支ゼロを目指した建物のことです。

  

が、今回のこの取り組みは、
言ってみれば、

「建物を作るプロセス自体で、
エネルギーやカーボンの消費を
押さえよう」

という考え方です。

ゼロエミやまなしで提唱する
「循環型の地域社会」
にも沿ったものです。

 

ZEH系の補助金は、
川下(施主)側に出るものが多いので、
こちらは林野庁などの補助金などを
うまく絡めて形にしていきたいと
思っています。