敷地内の「小川」に注意!

 

敷地内の「小川」に注意!


八ヶ岳周辺エリアは人気の地域。

花にあふれる春。高原の爽やかな風が吹く夏。山の紅葉が見事な秋。
冬は寒いけれど、八ヶ岳ファンは、薪ストーブで温まりながら過ごす冬の静かな時間こそが醍醐味という方も多いです。

このエリアの物件でたまにあるのが、「敷地内に小川あり」というもの。
一見とてもロマンチックですよね。

でも、これには要注意なんです。
「甲斐大泉」なんて地名からもわかるように、八ヶ岳エリアは湧水が多い。
その豊かな水の恵みが、「家造り」においては注意すべきポイントとなります。

小川のような水の道が近い場所は、工事でちょっと掘るとすぐ水が湧いてくるのです。
これでは、基礎のコンクリートもなかなか固まりません。
(コンクリートの性能的にも不安が残ります)

こういった場合は、基礎を十分高くする必要があります。
新築の場合は、その分コストがあがるでしょう。
中古物件をチェックするときは、基礎が高いかどうかを必ずチェックしてみて下さい。

物件に「小川」と書いてなくても、周囲の環境も見廻ってみましょう。
敷地のすぐ外に小川がある…なんてことがあるかもしれませんよ。

地図を見れば、過去に扱った物件などから、大体の水の検討がつきます。
購入してしまう前に、一声ご相談下されば、お役に立てることもあるかもしれません。