移住力=暮らしを◎◎◎するチカラ?

 

移住力=暮らしを◎◎◎するチカラ?

移住するつもりで、土地をいくつか見て廻ったけど、
なんだか決め手に欠けるし、最後の決断ができない・・・。

そういうケースがとても多いですし、
ある意味当然だと思います。

移住、あるいは二拠点居住の場所を決める・・・
そこに必要なのは、

暮らしをリアルに「シーン化する」チカラ

だと思います。
だって皆さん、「八ヶ岳での田舎暮らし」を、
実際に体験したことがない状態で決めようとしているのですから。

 


 

あるファミリーの場合は、
漠然と「森がある感じがいいなあ」と考えて、土地を探されていました。
が、決断できないまま、私どものところに相談にいらっしゃいました。

お話しながら一緒に日々のシーンをイメージした結果、

「暗い道を子どもが歩くのは心配かも・・・」

「でも、子どもの通学や外出を、いちいち送迎するのは違うなあ」
だから、子どもが歩いても平気な明るいアスファルトの道の近くにしよう
と意外な結論が見えてきました。
(八ヶ岳では、子どもの学校や習い事などの送迎は切実だったりします)

たとえば・・・
目に入る風景は、森がいいのか、田園がいいのか。
家庭菜園はどのぐらいのレベルでやりたいのか。
利便性って、どのぐらいが必須なのか・・・・etc
会話をする中で、シーンがどんどん細かくイメージされていきます。
実際に暮らしている人、移住した人の例を上げながらお話しすると、
イメージがぐんとリアルになってくるのです。

暮らしのイメージがはっきりすると同時に、
私たち建築家は建物のイメージも見えてきます。
その問答の中で、どういう土地がいいのか判断基準が初めて浮き彫りになり、
だから決断できるようになるのです。

少し遠回りなようですが、このプロセスなくして、
満足のいく土地選びはできないと思っています。


ぜひ、候補の土地が見えてきた方も、

探し方から悩んでいる方も、
遠慮なくお問い合わせ下さい。