より開かれた場所へ

別荘地もあり、
移住者が多い八ヶ岳エリアですが、

 

ひと昔前は、もともとの地元の人と
移住者で多少の分断がありました。

 

 
でも、移住者に文句を言っていたような
世代は、もう80代、90代。

 

 
60代や70代には移住者が混ざっていて、
彼らは地域に溶け込んで、
むしろ頼りにされ、活躍しています。

 

様々なバックボーンを持つ、
豊かな人的資源が表に出てきた
という感じがしています。

 

▲「君の名は」美術監督の丹治匠さんも移住者。地域の子ども向けに講演をしてくれたり、豊かな人的資源が地域に還元されてきているな、と感じます。

 

  
私の個人的な感覚ですが、
誰が移住者か移住者じゃないか、
もう関係なくなってきているかな。

  
現在私は甲斐市に本社を置いていますが、
人も市役所も、北杜市の方が
よほど慣れていますね。

 

 
外の人に開かれているかは、
田舎への移住や二拠点居住の際に
とても重要なポイントだと思います。

 

  
「ほとんどが移住者」みたいな
「都会化した田舎」は最初は楽ですが、
その反面、昔ながらの地域の暮らし、
農との接点など、
田舎ならではの醍醐味
は少ないかもしれません。

 

 
そういう意味では、
北杜市はますます開かれて、
面白くなっていきそうですよ。