ガソリンからバイオマス&ソーラーへ

田舎に限らず都会でもそうですが、
ガソリンスタンドの数が
年々減ってきています。

 

なぜなのか?

 

理由の一つは、地下の石油タンクの寿命です。

2011年に、40年を超えたタンクは
改修が義務付けられました。
が、改修には1億円近くかかるのです。

 

 

元々税金の比率が高く、
利幅の少ないガソリン販売。
電気自動車も増え、
ガソリンの消費自体も減っています。
そのため、タンク改修をせず
廃業するところが増えたのです。

  
以前も少し書きましたが、
100m先の畑にちょっと行くのに、
5km先のガソリンスタンドに給油に行く。
そんなナンセンスな状態が
生まれてしまうでしょう。

 

今の状況を追い風に変え、
これからの時代
エネルギーもなるべく
地産地消に変えたいもの。

 

日本は資源が少ないと言われますが、
そんなことはありません。

 

まずはソーラー。
幸い北杜市には太陽光パネルが
たくさん設置されているので、
FITが終わったものを利用し、
畑仕事の合間に電気の軽トラを
充電できるでしょう。

 

そして、木質バイオマス。

山梨県の身延町では、町長自ら
「バイオマスをやる」と言っていました。

 

隠れた山林大国・日本で、
ガソリンスタンドならぬ、
チップのスタンドがある世界に
なったらいいなと思います。

 

 

ちなみに有名な「ほったらかし温泉」も、
バイオマスで加温してるんですよ。
(一般的には灯油が多いです)

 

バイオマスが日本で進んで来なかった
理由は様々ですが、国の規制があったり、
ボイラーが外国製しかなくて高かったり…。

結果、補助金がないと設置しづらいのです。
薪のサプライ側にも問題があります。
 

でも、逆に言えば、国や行政が
本気で進めようと思えばできる
材料はあると言うことです。
 

コロナで色々潮目が変わりつつある今、
エネルギーもモードチェンジ
したいところですよね。