バイオマスをもっと暮らしに

実は、国土に対する森林率が高い日本。
フィンランドに次いで世界第2位です。

 

が、その豊富な森林資源
をもてあまし、

劣化させているのが
現状です。

(このことになるとちょっと熱く長く
なりますが、聞いてください)
 

戦後に植林された針葉樹林は、
輸入材に押されて消費が進まず……
  
間伐されないと、
森をいい状態で

維持することが
できないんですよね。

 

CO2を減らそうという観点では、
森を伐採する行為は
一見地球に厳しいように見えますが、
 
成長しきった50年目の木などは、
実はCO2を吸って酸素を
出す量も少ないのです。

 

樹木は、芽がでて成長する時期ほど多く
光合成を行い、酸素も多く出します。

  
だから、
成長した木を切って、
再度植林することは
自然の流れを円滑にする

と言えるでしょう。
 

 
建材としてはもちろんですが、
端材は、
バイオマスとしても
利用できます。

 

バイオマスとは、
再生が可能な生物由来の有機性資源で、
化石資源を除いたものを指します。

 

バイオマス発電もありますが、

エネルギー効率を考えると、
バイオマスボイラーで
お湯を作ったり、
暖房を賄うのが合理的です。

 

今、山梨県身延町にバイオマスボイラーの
仕組みづくりを提案しています。
  
バイオマス用のチップを作る機械って、
ペレットなどに比べるとずっと小型で
導入しやすいんです。
バイオマス活用先進国である
オーストリアでは、
この機械が大活躍しています。

 
森林伐採の後に残された林地残材、

樹皮やおが屑、端材、建築廃材、
剪定で出てくる修景残材なども
燃料化しているんですよ。
すごいですよね。 

 
私は長年、
「環境と共生する」
をコンセプトに
住宅建築に関わって来ました。

 

なるべく「エネルギーの地産地消」
を目指し薪ストーブ、ペレットストーブ、
太陽光発電などもご提案して来ましたが、

 
バイオマスも選択肢として選べるよう、
もっと活動して行きたいと
思っています。