中古の見立て、“雨漏りもどき”

中古物件を見立てるときに
明確にNGなのは、

雨漏り

です。

 

雨漏りがある物件は
極力避けた方がベターです。

 

が、一緒に中古物件を見に行って
意外に多いのが、

「雨漏りもどき」

なんです。

 

雨漏りほどはひどくない?
でも謎の水じみがある…

それ、実は結露だったりします。

 

 

トップライトや窓周り、天井など。

 

断熱性能が低い家で暖房を使うと、
温度差があるところや、
隙間から冷気が差し込むところで
結露します。

屋根がコロニアルだと、
釘が下地と断熱材を貫通しています。
その結果、釘は外気温と同じ温度になり、
結露します。

 

また、天井の断熱が弱いと、
冷気が梁沿いに入ってきて、
熱い空気に接触して結露します。

 

雨漏りはNGですが、
結露は断熱改修で解決します。

 

 

私の相場観では、中古は
3軒に1軒は雨漏り、
1軒結露、1軒は無事
という感じです。

 

あと、断熱だけではなく
気密性能を内側で保つのも重要だな、
と実感しています。

 

結露は見極めが難しく、
大工さんでも「このシミ何?」
と言うこともあり、
プロでないとなかなか判断が
難しいと思います。

 

私自身、最近床下の改修をして
気づいたこともたくさんありましたし、

手掛けたリフォーム物件を
サーモカメラで検証して
より「冷気の仕組み」も
見えてきました。

 

▲私が断熱改修をした物件です。リフォームは予算に合わせてメリハリをつけた改修を心がけています。
  

雨漏りかも?とあきらめる前に。
あるいは、申し込みしてしまう前に!
(↑これ、本当に取り返しがつかないので…)
遠慮なくご相談ください。

 

物件の立ち会いも陪席します。
(無料ですし、しつこい営業などありません)

  

最近は中古物件の足が本当に早いです。
今お探し中の方は、「物件が出た時によろしく」
と、事前にお声がけ頂いておくと
よりスムーズです。

  
※送りたい暮らしのイメージから逆算し、他の不動産会社とも連携しながら一緒に探していくのが私たちのスタイルです。こちらに出ていない物件の紹介や同伴も可能です。お気軽にご相談ください。