暖房計画は気密や空気も意識すべし

フキノトウなどが見え始め、
春の訪れを感じます。
が、先日はまさかの雪が降りました。
(春の陽気ですぐに溶けましたが^^)

 

冬将軍が長居する八ヶ岳では、
暖房選びが大事!

という話は何度か書いてきました。

  
が、できれば新築でもリフォームでも、
家を作るプロセスで
暖房と空気の計画も

プロに相談することを
お勧めします。

 

と言うのも、例えば気密と薪ストーブの
関係は難しくて、
気密性能が高い今どきの家だと、
どうしても「負圧」になってしまうんです。

 

薪ストーブは燃焼時に
空気を吸い上げるのですが、
気密性能が高いと、
充分に空気が入って来ません。

 

さらに調理で換気扇を回すと
ますます負圧になります。

 

こういう状況ではストーブも燃えにくくなります。
じゃあ窓をちょっと開けて換気しよう…
だと熱がもったいないですよね。

 

熱交換型の換気扇もありますが、
排気量が小さいので、室内の空気の
クリーン度で言うと役不足になりがちです。

 
▲懇意にしてるストーブ屋さんと一緒に開発した、ペレットストーブの暖気の一部を床下に回し、床暖房的に使える仕組み。床下が乾燥すると、家も長持ちします。

 

ストーブは個別にストーブ屋さんで買うから…
と独立した動きにしてしまうと、
こういった観点は抜けがちです。

 

家の設計段階で、どんな暖房を使いたいか、
なるべく具体的に相談し、
間取りや設備の計画トータルで
考えることをお勧めします。

 

  
※送りたい暮らしのイメージから逆算し、他の不動産会社とも連携しながら一緒に探していくのが私たちのスタイルです。(八ヶ岳では、少しクセのある土地を割安で購入するのもおススメです)こちらに出ていない物件の紹介や同伴も可能です。お気軽にご相談ください。