林業の今〜「自伐」する若者も

日本は国土の78%が山林という山林大国です。

が、より安い外国産の輸入木材に流れ、
日本の林業は苦しい状況です。

 

 
チェーンソーを持って山に入って…
というやり方は実は成り立ちません。
運び出すのが大変なんです。
昔は馬搬(バハン)と言って、
馬で搬出していました。

  
今は基本的に大規模業者ばかりです。
補助金で大型機械で「皆伐」
つまり、丸裸にしてしまうんです…。

  
最初に搬出用の道路をつくって、
一台数千万円の機械でばっさばっさと
切って行きます。

  
そんな中、小規模で
「自伐」する若者も出てきています。

実は、所有者が「切っていいよ!」
という山は手近なところにたくさんあるんですよね。

  
1~2人の仲間で切りに行き、
経費くらいはギリギリ賄えて、
なんとか食っていけるかな、ぐらいの収入です。

でも、山のなかでエコな暮らしができる

  
そこに魅力を感じてやっているようです。
まだまだ小さな動きですが、
こういったところから、
日本の山林の問題を解決する
糸口が見えてくるといいですよね。