移住者と地域の新しい関係

田舎暮らしをしたい人の場合、
「地域とのつきあい」の志向は
大きく2つに分かれますね。

地元に溶け込みたいか
距離を置きたいか

 
昔は「距離を置きたい派」が多く、
移住者が多い八ヶ岳であっても、
正直分断感がありました。

 
が、最近「積極的に入り込む派」
がじわじわ増えている気がします。
地域おこし協力隊などの流れもある
のですが、もともと地方の活性化に
関心が高い人も増えているのでしょう。

 

今一緒にプロジェクトに取り組んでいる
道志村のOさん。
環境省からの委託でバイオマスの研究を
している方なのですが、
ど真ん中に入っていって、
地域行事にもガッツリ参加しています。

 

地域には子どもの頃からの幼馴染という
3人組が若手の中で活躍しているのですが、
この三人と親しくなったことで、
地域の取り組みについて
何か言いたいことがあるときは、
この3人に言ってもらうことで
うまくやっているようです。
 
やはり新参者が言うよりも、
ずっと話が通りやすい。
とても上手なやり方だと思います。

 

人口減少社会における地域社会のあり方や、
移住者とコミュニティのあり方…
道志村はその良いサンプルに
なりそうですね。