山梨の教育は、豊かか?

都会を抜け出したい。

 

そう思っていても
踏み切れない要因の一つとして、

子どもの教育

は大きいと思います。
 

移住する方を長年見てきましたが、
子どもの教育に関して考えを
しっかり持っている方が多いです。

 
覚悟がないと決断しがたいのだな
と感じています。

 

「移住で、教育の質を落とすことに
ならないか」と、不安な方もいるはずです。

  

確かに、田舎での子育ては、
都会に比べて豊かな面と
そうでない面があると思います。 
 

まず、豊かな面は、
自然豊かな環境で

のびのび育てられること。
  
山梨には森の幼稚園なども充実していますし、
そうでない園でも、
畑や田んぼ体験などの自然体験は
当たり前のようにあったりします。

 

一方、「小学校以降の選択肢」
といった点では、都会に比べて
充実してはいません。

 

北杜市立甲陵高校
(中高一貫で高校からの入学枠もあり)
など進学校もありますが、

「小学校から学力を強化していきたい」
という受け皿は北杜市にはありません。
(甲府まで電車で通っている子もいますが)

 

 
とは言え、大学入試のしくみも
変わりつつあり、一般受験だけでなく
AO入試や自己推薦などの比率も
上がっています。

  
従来型の学力ではなく、
やりたいテーマを持ち、
自ら学ぶ意欲や探究心がある学生
が求められているとも
言えるでしょう。

 

 
ちょうど、山梨の子育て応援誌
『ちびっこぷれす』の特集も
「非認知スキル」でした。

 
非認知スキルとは、
「計算ができる」「漢字が書ける」など
テストの点数で測れる能力に対し、
生きる力や社会力、人間性など
数字で測れないスキルです。

 

山梨県内の幼児教育関係者への
インタビューがたくさん出ており、
なかなか読み応えがありますよ。

記事はこちらから>
https://no1-create.jp/books/actibookchibikko202108/